26/10/23つぶやき
新しい不動産!?
こんにちは!棚原です。
CUBEで働き始めて、気づけば3ヶ月が経ちました!
まだまだ分からないことも多いですが、少しずつ仕事にも慣れてきて、最近はいろんなことに興味を持つようになりました。
そんな中で気になったのが、**「3Dプリンターで家を作る」**というもの。
最初に聞いたときは、
「え、家って3Dプリンターで作れるの?」
という感じでした。
しかも、これを沖縄で実際に取り入れることはできるのか?
さらに調べていくと、沖縄だけではなく、人口減少や建設業の人手不足が進んでいる地域でも、3Dプリンターを活用する動きがあることが分かりました。
「人が少ない場所で、家を建てる人も少なくなってきたら、こういう技術が役に立つんじゃないか?」
そんなことを考えると、3Dプリンター住宅って、単に「未来っぽい家」というだけではなく、これからの建設業の人手不足をどうするかという話にもつながってくるのかなと思いました。
そこで今回は、
「沖縄で3Dプリンター住宅は本当にできるの?」
というところから、実際の事例や現在の状況を調べてみました。
そもそも、3Dプリンターで家って作れるの?
結論からいうと、
「もう実際に作られています。」
日本でも、3Dプリンターを使った住宅の建設事例があります。
2025年には宮城県で、3Dプリンターを使った2階建て住宅が完成しました。

↑3Dプリンターで作成した住宅
しかも、ただ試しに作った建物というわけではなく、建築確認、完了検査を経て、実際に販売まで行われています。
なので、
「3Dプリンターで家を作るなんて、まだまだ何十年も先の話なのでは?」
というわけではありません。
すでに日本でも、実際の住宅として成立した例があります。
じゃあ、沖縄ではどうなの?
ここが今回、一番気になったところです。
実は沖縄でも、すでに動きがあります。
2025年5月、沖縄市で建設用3Dプリンターの実演会が行われました。

金秀建設が、建設用3Dプリンターを使って構造物を試作する様子を公開したものです。↑
ただし、ここは注意したいところ。
この実演で「3Dプリンター住宅」が完成したわけではありません。
土木構造物の試作などを行ったもので、住宅そのものを建てたわけではありません。
一方で、金秀建設は今後の建設工事への活用を検討しているとしています。
つまり沖縄でも、
「3Dプリンターを建設に使う」という段階には、すでに入ってきている
ということです。
3Dプリンターって、何がそんなにいいの?
一番大きいのは、やっぱり人手を減らせる可能性があることだと思います。
普通の建設現場では、材料を運んだり、型枠を組んだり、コンクリートを施工したり……と、いろいろな作業があります。
3Dプリンターの場合は、設計データをもとに材料を積み重ねて形を作っていきます。
国土交通省も、建設用3Dプリンターについて、型枠が不要になることや、省人化、工期短縮などによる生産性向上が期待されるとしています。
「人がいらなくなる」というより、
「人がやっていた作業の一部を機械に任せられる」
というイメージのほうが近いのかもしれません。
じゃあ、過疎地でも使える?
ここは個人的にかなり面白いところだと思いました。
2026年には、島根県雲南市で3Dプリンターを実際の建設現場で使う実証実験が行われました。
背景には、建設業界の人手不足や高齢化、地方での担い手不足などがあります。
つまり、
「人がたくさんいる場所で新しい技術を使う」
だけではなく、
「人が少なくなっている地域だからこそ、新しい技術を使う」
という考え方もできそうです。
もちろん、3Dプリンターを置けば何でも解決するわけではありません。
材料を運ぶ人、機械を操作する人、設計する人、基礎や設備を施工する人など、結局は人が必要です。
なので、
「過疎地なら3Dプリンターがあれば家を全部作れる!」
という話ではありません。
ただ、人手不足の地域で建設を続けていくための選択肢の一つにはなりそうです。
沖縄でもできそうじゃない?
ここで、最初の疑問に戻ります。
「沖縄で3Dプリンター住宅はできるの?」
現時点では、
「できる方向には進んでいる。でも、まだ普通の住宅として当たり前になっているわけではない」
というのが一番近い答えだと思います。
実際、沖縄ではすでに建設用3Dプリンターの実演・試作が行われています。
さらに日本では、2階建て住宅まで実際に完成しています。
そして2026年6月には、国土交通省が3Dプリンターを利用した「積層造形型枠一体型壁式鉄筋コンクリート造」について、新しい技術基準を定める告示を施行しました。
簡単にいうと、一定の条件のもとで、3Dプリンターで作った型枠を構造の一部として使う建築について、ルールが整備されてきたということです。
これは個人的にはかなり大きな変化だと思いました。
じゃあ、すぐに安く家が作れる?
ここはちょっと違います。
「3Dプリンター=安い家」
とは、まだ言い切れません。
3Dプリンターで壁などを作れても、基礎工事、鉄筋、電気、水道、窓、設備、内装など、別の工事も必要です。
また、国土交通省も、今後広く普及させるためには、3Dプリンターで造ったものの品質管理方法などを確立する必要があるとしています。
なので、
「3Dプリンターなら全部自動で家が完成して、しかも激安!」
という段階ではありません。
ここは、ニュースなどで見る「未来の家」と、実際の建設現場との違いかなと思います。
それでも、可能性はあると思う
ここまで調べてみて思ったのは、
3Dプリンター住宅って、
「今すぐ普通の住宅を全部置き換える技術」ではないけど、これからの建設業にはかなり面白い技術なんじゃないか
ということです。
特に、
・職人さんの高齢化
・建設業界の人手不足
・人口が減っている地域
・住宅を建てる人が少なくなっている地域
こういった問題を考えると、
「少ない人数でも建設できる方法」
を考えていくことは、これからどんどん重要になっていくと思います。
沖縄で実際にやるなら?
もし沖縄で3Dプリンター住宅を本当にやるとしたら、
いきなり「3Dプリンターで家を100棟建てます!」
というより、
まずは小さな建物やモデルハウスなどで実際に試してみる。
そこから、
「どのくらい人手を減らせるのか?」
「本当に工期は短くなるのか?」
「普通の建築と比べてコストはどうなのか?」
「沖縄の環境でも問題なく施工できるのか?」
などを一つずつ確認していく必要があると思います。
実際にやってみないと分からないことも、かなり多そうです。
調べてみて思ったこと
最初は、
「3Dプリンターで家って、本当に作れるの?」
くらいの感覚でした。
でも調べてみると、日本でも実際に住宅が完成していて、沖縄でも建設用3Dプリンターの実演が行われています。
さらに、人口減少や人手不足が課題になっている地域でも実証実験が始まっています。
なので今の段階では、
「3Dプリンター住宅は沖縄でも実現できる可能性がある。ただし、まだこれから。」
というのが自分なりの答えです。
「未来の話」だと思っていたものが、意外と近いところまで来ている。
そう考えると、これから建築がどう変わっていくのか、ちょっと楽しみになりました。
CUBEで働き始めてまだ3ヶ月ですが、こういう新しい技術についても、これから少しずつ勉強していきたいと思います。








