不動産投資 HOW TO
ステップアップ不動産投資
全く資産を持たない人が0から不動産投資を始め、資産を増やして行きたいと考える場合事前準備のポイントとなるのは
- 1
- 融資を受けられるか否か
- 2
- 自己資金を物件価格の1割程度貯められるか の2点です。
融資に関しては融資を申し込むタイミングに大きく左右されます。
現在は経済対策による金融緩和の影響を受けて各金融機関は融資枠の拡大に大きく舵を切り、数年前では考えられなかったほど審査基準を緩和しています。
いつまでこの傾向が続くかは不透明であるため、以前の金融機関の融資ポイントを参考にすると物件の担保評価は別としてやはり与信です。特に勤務先は重要で、公務員や県内大手企業に関しては経済情勢に関わらず別格の審査基準を適用しています。
次に勤務年数や年収となりますが、融資担当者の話では年収が高くともお金の出入りが派手な方よりもコツコツと数年に亘り毎月1万円ずつでも積み立て預金等をしている方が稟議も通り易いとのことです。自己資金を積み立てで貯めるのは一石二鳥ではないでしょうか。
初めての収益物件購入で失敗する事例の多くが
「買いやすい物件を購入した。」です。
居住用とは異なる不動産投資に対して慎重になるばかりにマンションや3,000万円程度の人気が集中するアパートを購入したケースです。
価格ありきで検討した物件購入には、この価額だから仕方が無い、万が一失敗しても何とかなるだろうと思考停止状態に陥っている方が多く見受けられます。
確かに成功する収益物件を見つけ出すことは容易ではありません。しかし、物件探しに疲れ、買いやすい物件で妥協を図るのは本末転倒です。
初めての収益物件だからこそ、買いやすい物件ではなく、あくまでも利回りなど投資効果で物件は選ぶべきです。